オール電化のメリット
オール電化は電気のみを使うため、火を使わないから、火事の心配が無く安全性が高い設備です。現在では導入される人も多くなり、広く一般に普及するようになりました。ガスと比較して、光熱費が本当に安くなるのかも気になるポイントです。導入に当たってはオール電化のメリットをうまく生かし、デメリットは避けたいところ。こちらではオール電化を最大限活用する方法を紹介します。
オール電化住宅とは
オール電化住宅とは、空調、電気、給湯、調理、等の家庭で利用する熱源を、全て電気で賄っている住宅のことをいいます。
オール電化導入のメリット
オール電化住宅を採用するメリットとして、以下が挙げられます。
- お支払いをひとつにできる
- 火を使わないから安心
- 災害時にタンクの水を使える
- 光熱費が安い!!
光熱費を安く抑えることができる
オール電化を採用する最大のメリットは、光熱費の中でも大部分を占める「お湯」と冬に使う「暖房」にかかるコストを低く抑えることができるという点です。オール電化向けの電気料金プランは、夜間時間帯の電気の単価がとても割安に設定されているので、その安い夜間電力を利用して日中に使う分のお湯を沸かしておいたり、暖房の蓄熱をします。
- 都市ガスと電気の併用の場合基本使用料は合計で約1,868円
- LPガスと電気の併用の場合基本使用料は合計で約2,533円
オール電化の場合
- オール電化住宅基本使用料は1,296円のみ
火を使わないから安全
オール電化は全て電気でまかなうため直接火を使うことがありません、またガスの場合ガス漏れや不完全燃焼での一酸化炭素中毒の心配がないという面でも非常に安心です。
また、オール電化のキッチンはIHクッキングヒーターを使いますが、IHクッキングヒーターはガスコンロと比べて、
- 火を使わないため、ガスよりも火事になる確立が少ない
- 電気で調理をするため一酸化炭素の発生が無い
- 電磁誘導加熱のためこんろの周りが熱くならない。
- コンロがフラットなのでお手入れが楽!!
という利点があります。
基本使用料を一つにできる
通常の場合ガスはガス会社に電気は電気会社という風に支払いをしていますが、オール電化の場合は電気の基本使用料のみとなるので、基本使用料を一つにできる分大幅な節約ができます。
災害時ににタンクに残っている水を利用できる
災害時などに、エコキュートや電気温水器に残っているタンク内の水を復旧するまでの生活用水として使用することがで可能です。また、震災時は電気・ガス・水道の中でも電気の復旧が一番早いとされています。